研究概要
● 専門 : 認知心理学,教育心理学,教育工学
● 主な研究法 : 実験心理学的手法
● 現在のテーマ
● 主な研究法 : 実験心理学的手法
● 現在のテーマ
★日常の思考やコミュニケーションの問題にメタ認知の観点からアプローチしています
・メタ認知を切り口として「本当の賢さ」を追究
・人間の認知特性の理解に基づく思考力開発(特に発想支援)
・人間の認知特性の理解に基づくコミュニケーション・スキル開発
主要編著書
誤解の心理学:コミュニケーションのメタ認知
本書は,コミュニケーションにおける「誤解」という日常的な現象に着目し,心理学を中心に,脳科学,言語学,文化論の知見をもとに,誤解がなぜ起こるのかを解き明かそうとするものです。また,コミュニケーションの中で起こる誤解を考えるためには,コミュニケーションそのものを客観的に眺めること,すなわちコミュニケーションに対するメタ認知が欠かせません。そうした理由から,本書に通底するのは「コミュニケーションのメタ認知」です。
(詳しくはこちら→)
メタ認知:学習力を支える高次認知機能
人間には,認知活動それ自体を対象として認知する心の働きがあります。これがメタ認知と呼ばれるものです。メタ認知を働かせることにより,私たちは,自分の判断や推理,記憶や理解など,あらゆる認知活動にチェックをかけ,誤りを正し,望ましい方向に軌道修正することが可能になります。また,自分の認知的な弱点を補い,パフォーマンスを向上させることができます。これらは,いずれも,私たちが学習活動を効果的に行うために欠かせないことです。そして,学ぶ力すなわち学習力を考えるとき,メタ認知こそが,この学習力を支えてくれるものと言えるでしょう。
(詳しくはこちら→)
教育心理学
教育を心理学的にとらえるためには,発達,記憶,学習,思考,知能,感情と動機づけといった個人内プロセスを理解しておく必要があります。しかし,それだけでは十分ではありません。授業や学級集団,メディアを含めた学習環境にも注意を払う必要があります。また,個人差や不適応といった問題にも着目しなければなりません。本書は,こういった内容に加えて,教育心理学の研究方法,教育評価の問題をも取り上げることにより,幅広い知識の獲得を目指しています。
(詳しくはこちら→)
考える心のしくみ:カナリア学園の物語
現在ほど,私たち一人ひとりに確かな判断力が求められる時代は,かつてなかったのではないでしょうか。地球上には深刻な問題がたくさんあり,また,身近なところでも,受け売りでない自分自身の判断が要求される場面が少なくありません。あふれる情報を吟味し,それらを賢く用いて,直面する問題の解決に役立てるための賢さ,思考力が問われます。考えることを人任せにしていては,つけは必ず自分に回ってきます。判断を誤れば,危険な目にあうことも。では,正しく考え,判断するには,いったいどうすればいいのでしょう? そのためには,まず,私たち人間がものを考える心のしくみを理解し,その上で,どう考えればいいのかという方法を身につけることが役に立ちます。
(詳しくはこちら→)
力を入れている取り組み
自らの実験・調査から得た知見や心理学がこれまで蓄積してきた知見を,
教育を含めた日常生活に活かすための橋渡し。「心理学を日常に」→
Happy-Note(ミキハウス子育て総研)
連載コラム→)
学歴,職歴,社会的活動
研究業績
過去に受けた主な研究助成
授業
Memories of 鳴門
My Favorite Things
コンタクト
三宮へのご連絡は,下記にお願いします。
sannomiya☆hus.osaka-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2
大阪大学大学院人間科学研究科 三宮真智子 宛て
sannomiya☆hus.osaka-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2
大阪大学大学院人間科学研究科 三宮真智子 宛て